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「なかなか言えないココロの悩みを聴く」ということ

今の世の中は、なかなか言えないココロの悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか? 特に、「男性とはこうあらねばならない」といったような縛りが、意識的にせよ無意識的にせよ私たちの中に存在しています。そのため、家族・夫婦間の悩みやDV加害者の悩み、DV被害者としての悩み、性の悩み、セクシュアリティの悩み、会社の人間関係、友達との関わり、孤独感、「弱音を吐いてはいけない」という呪縛のような辛さなど、さまざまな気持ちを溜め込みがちです。そのため、生きづらさを感じている方がたくさんいらっしゃるように思います。

私たちは、男性相談に特化して、そうした悩みに寄り添い、一緒に分かち合い語り合う活動をしています。男性による男性のための電話相談を中心に、面接相談を行ったり、また、そうした男性の悩みや生きづらさがあることを世の中に伝えたり、男性の電話相談ができる相談員の養成や研修事業も行っております。さらに、「全国男性相談研修会」への企画協力などにも活動領域を広げています。

私たちは、「男性としての当事者性」と「ジェンダーの視点」を大切にして、気持ちに寄り添いながら、自分自身の悩みや男性性、ジェンダーからくる縛りや悩みに向き合って行けるように支援していきます。私たち相談員もまた、男性性、ジェンダーからくる縛りや悩みを抱えている当事者です。当事者同士、分かち合いながら語り合います。そうした語り合う経験を広げていくことで、自分を大切にして、他者も大切にして、生まれてきてよかったと思える社会、つまりは男性も自分らしく生きることができる男女共同参画社会の実現をめざしています。

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男性相談の窓口をお探しの方へ

JMCFが実施する電話相談として「『男』悩みのホットライン」があります。その他、日本全国に多くの男性相談窓口が開設されていますので、インターネットで検索してみてください。

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ジェンダーの視点と男性としての当事者性を大切にできる相談員を随時募集しています。「相談員になる」のページをご覧いただき、メールフォームにてお問い合わせ願います。

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